日本財団 夢の奨学金(2025年度)
日本財団
奨学金情報
奨学金種別 |
給付
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支援時期 |
大学等進学時
大学等在学中
その他:採用年度から、正規の最短修業年限
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支給金額・内容 | (1)奨学金の支給 ・大学、大学院、短期大学、専門学校及び、高等専門学校の前期3年間を除いた修学期間等における卒業までの入学金・授業料:全額 (ただし高等教育修学支援新制度の対象者は、支給金額を除いた額) ・生活費住居費:月額10万円…高等教育修学支援新制度の非対象者 月額3万円…高等教育修学支援新制度の対象者(不認定含む) ・転居費:一律30万円(奨学生期間中1回のみ) ・教材費:年額12万円 ・留学費:上限70万円(奨学生期間中1回のみ) ※対象とする留学は条件あり ・夢の奨学金交流会等参加交通費と宿泊費:実費 (2)ソーシャルワーカーによるサポート |
支給金額・年額換算 | 48万円
※※最小金額の場合(高等教育修学支援新制度の対象者の場合の生活費住居費3万円x12か月+教材費12万円)
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支給人数 |
人数制限あり
20名程度
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選考時の面接 | 有 |
募集期間 |
開始:6月頃
終了:6月頃
※正確な締切日は、各奨学金団体のHPなどで確認をしてください。
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所得制限 | 無 |
日本学生支援機構(JASSO)の給付奨学金との併給(併用)制限 | 無 |
他奨学金との併給(併用)制限 | 無 |
成績表の提出 | 無 |
申込み責任者 | 本人 |
応募方法 | 申請フォームより ※詳しくは日本財団 夢の奨学金ウェブサイト (dreamscholarship.jp) の募集要項をご確認ください。 |
その他追加情報 |
支援対象: 日本における社会的養護の経験のある18歳~30歳までの若者 ※2026年4月1日時点の年齢 選考基準: 明確かつ現実的な 人生プランが示せる 後輩が憧れ、目指せる ロールモデル性を備える 決めたことは行動に移す 実行力がある 視野が広く、人間性が豊か 人生プラン実現への強い 情熱を持っている |
提出書類 | 本人申込書類 ※詳しくは日本財団 夢の奨学金ウェブサイト (dreamscholarship.jp) の募集要項をご確認ください。 |
申し込みを検討されている養育者やこどもへのメッセージ | 日本財団は2016年4月、奨学金制度をスタートさせました。その名も「日本財団 夢の奨学金」。 対象は事情があって家族と暮らせなかった、いわゆる社会的養護のもとで暮らした若者です。 何らかの事情により親元で暮らすことができない社会的養護の子どもは、原則として18歳を迎えると、児童養護施設や里親家庭など、それまで暮らしていた場所から出て行くことが求められます。こうした若者は全国で毎年2,000人ほどいて、その多くが住居費や生活費を捻出するための就労を余儀なくされています。そして、経済的な理由に加え体力的・精神的な疲労から、進学をあきらめたり、進学しても長く続かなくなったりするケースが圧倒的に多いのが現状です。 例えば、こども家庭庁「社会的養育の推進にむけて(令和7年4月)」によると、大学や専門学校への進学率は一般の若者が77.2%なのに対し、施設出身者は38.9%となっています。また、就職をしても低賃金や不安定な就労形態のもとで働くことが多く、いざという時に頼れる親や故郷もない中で、厳しい生活を強いられている人が多数存在します。 このように、社会的養護のもとで暮らした若者については、「『親なし』だけでなく『家なし』『学歴なし』という3重のハンデを負いやすい」という声が聞かれていました。そこで日本財団では、社会的養護のもとで暮らした若者を対象とした奨学金を創設しました。 大切にしたのは、ハンデを克服するために真に必要なことは何か、ということです。 「こんな奨学金があったらいいな」という要素を現場の専門家から聞き取り、一つ一つ加えていきました。「夢の奨学金」というやや月並みな名前も、そうした背景から実を伴うものとして付けました。 特徴の一つは、学費全額に加えて生活費や住居費もカバーすることにあります。勉学やサークル活動といった学生としての経験をバイトのためにあきらめず、できるだけ多く積んでもらうようにするためです。 また、全ての奨学生に夢の奨学金ソーシャルワーカーが寄り添い、悩みごとの相談にのり、サポートを提供します。これも、社会的養護のもとで暮らした若者は精神的に追い詰められる傾向にある、という現場の声から盛り込みました。 「日本財団 夢の奨学金」は2016年度、愛知、岐阜、三重の3県の居住者のみを対象にパイロット事業として実施し、2017年度から全国へ拡大しました。2025年4月現在、130名以上が奨学生として採択されています。 未来を諦めないその強い意思に応えるために、 「夢の奨学金」は大学進学や資格取得などにむけて、 ステップアップをめざす社会的養護のもとで暮らした若者を応援します。 |
当該奨学金等の募集案内ページURL | https://dreamscholarship.jp/ |
対象者
対象者の出身 |
児童養護施設
里親家庭
ファミリーホーム
児童心理治療施設
児童自立支援施設
自立援助ホーム
母子生活支援施設
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対象者の出身についての追加条件(※現在の状態) | 措置中(現在施設などで生活中)
措置解除(施設などを退所した)
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対象者の現在の学校・所属 |
高校
高等学校専攻科
大学
大学院
短大
専門学校
高専
特別支援学校
就業中
その他:日本における社会的養護の経験のある18歳~30歳までの若者 ※2026年4月1日時点の年齢
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対象者の希望進路 |
大学
大学院
短大
専門学校
高専
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対象者の学校名 | |
対象者の地域 |
全国
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その他対象者備考 | |
最終情報更新日 | 2025-05-23 |