コラム 生活
国民年金の仕組みを知ろう!
年金って何?
年金は、皆さんがおじいちゃんやおばあちゃんになったときに、生活のためにもらえるお金のしくみです。
日本では、20歳になると「国民年金」に入って、お金を払うことになります。20歳の誕生日の少し前に、家に書類が届くので少しびっくりするかもしれません。
皆さんが払った年金のお金は、自分のためにとっておくのではなく、今のお年寄りがもらう年金として使われています。そして、将来皆さんが年をとったときには、そのときに働いている若い人たちが払った年金を受け取れる仕組みになっています。
どれくらい支払うの?
年金は、1か月に 17,510円(令和7年度の金額) を支払います。
(この金額は物価や、賃金の変動に合わせて毎年見直されます。令和8年度からは引き上げが予定されています。)
毎月支払うこともできますが、半年分や1年分をまとめて支払うと、少しだけ安くなるしくみがあります。さらに、希望すれば1か月に プラス400円支払うこともできます。この「付加保険料」というものを払っておくと、将来もらえる年金の金額を増やすことができます。
以下が、日本年金機構が掲載している、前納の種類、納付額、割引額がわかるグラフです。ぜひ参考にしてみてください。

払えない場合ってどうしたらいい?
年金は20歳になると支払いが始まりますが、学生だったり、アルバイトだけで生活していると「お金を払うのがむずかしい…」という人もいます。そんなときのために、国にはいくつかの制度が用意されています。
- 学生納付特例制度
大学生や専門学校生など「学生」の場合、申請をすれば年金の支払いを 先のばし にできます。この間に払わなかった分は、将来働き始めてから払うこともできます。 - 免除制度
仕事をしていても収入が少なくて払えない場合、申請すると「全額免除」「半額免除」など、払う金額を減らしてもらうことができます。 - 納付猶予制度
50歳未満の方(学生以外)で、収入が少ない場合に使える制度です。申請すれば、支払いを一時的に待ってもらえます。
注意点
- 申請せずに滞納をし続けると、将来受け取れる年金額が変わってくる場合があります。
- 病気やけがで障害や死亡といった不測の事態が発生したときに受け取ることができる「障害年金」や「遺族年金」もあります。20歳を過ぎて手続きをせず、年金を支払わないと、何らかの理由で心身に障害を負ったときに、障害年金を1円も受け取れなくなるという大きなリスクがあります。 経済的に支払いが困難な場合でも、未納のままにせず、制度を使うための申請を検討することが極めて重要です。
⭐️どの制度も「申請しないと使えない」ので、払えない時はそのままにせず、役所や年金事務所に相談することが大切です。(現在は、書類での申請とマイナンバーカードを利用してのオンライン申請ができます。)
まとめ
ここまでで、年金について少しわかってもらえたでしょうか。
「申請ってむずかしそう…」「将来、ほんとうにいくらもらえるんだろう?」など、不安に思うことはまだまだあると思います。
そんなときは、一人で悩まずに 家族や先生など大人の人と一緒に手続きする と安心です。
また、日本年金機構(国民年金)のホームページには、もっとくわしい説明や手続きの方法がのっているので、ぜひチェックしてみてください。
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