コラム

児童養護施設から進学した話 ②

2024.10.12 執筆者:あおい

進路選択はみんな迷う

みなさんの中には、進学したいと考えている人が多いと思います。ですが、考えれば考えるほどわからなくなることが増えませんか?

私は、進学先を2つでずっと迷っていました。
最終的に私は、総合型選抜という自己推薦のような試験で大学に進学しました。そのため、一般入試の方と異なることが多いかもしれませんが、進路をどう決めていったのか、実際に進学してみてイメージとどのくらいちがったか、をまとめていきたいと思います。

進路選択で大事にしたこと

  • 自分が学びたいこと
    私が一番学びたかったのは保育です。また、心理学にも興味がありました。保育系の大学は、心理学を学べるところも多いのですが、私の大学は公認心理士の資格が取れるという特徴がありました。他の大学に比べて心理学を幅広く学ぶことができると思いこの大学に進学を決めました。
  • 将来何をしたいか
    私は、子どもが好きなので将来子どもの成長を助ける仕事がしたいと考えていました。また、保育の大学は資格がいくつか取得できるため将来の視野を広げられると考えていました。
  • 本当に大学でなければだめなのか
    大学以外にも資格の取得や、保育の学びを受けられる学校は、専門、短大や通信などたくさんありました。中でも大学はお金がかかるため、軽い気持ちで入れないと考えていました。短大と大学で迷いましたが、大学では保育や心理以外にも様々な科目があるため視野を広げられると考えるようになりました。また、私の選んだ大学は保育関係の大学の中で比較的知名度が高く、就職も有利に進められるのではないかと思いました。さらに調べていくと、公務員採用率がとても高かったです。こうしたことからこの大学を選びました。

受験の準備はいつから

高校2年生の夏に、まず保育系の大学の説明会に行きました。その後、高3の春にやっと第一志望が決まりました。そして、秋前くらいに行われる総合型選抜に受験を決め、半年程前から準備しました。推薦入試を希望する場合、もっと早めに志望校を決めたほうが、準備しやすいと思います。近年は入試方式もさまざまなため、志望校を決めた時に一緒に入試形式も決めることをお勧めします。

なんとなく進学だとうまくいかないかも…

自分の体験から、進路選択のためには、自分の学びたいことを大切にすることが重要だと思います。大学では、授業時間は長く、授業の間に時間が空くことも多いです。自分が「学びたい!」という気持ちが弱ければ、少し退屈に感じてしまうと思います。一方で、大学生の間は、自由な時間が多くあるため興味のあることややりたいことを探すこともできると思います。

貴重な時間になると思うので、私は大学に進学することをお勧めします。

最後に

私は、大学へ進学してサークルや授業など、たくさんの時間が楽しいです。この時間を過ごせるのは、奨学金により支援してもらえているからです。
私は、進学をしたいと思っているみなさんを応援しています。

進学を実現させるためにぜひこのMiomusで、自分に合う支援を見つけてください。