コラム 奨学金
教えて!奨学金作文のコツ

奨学金の作文って難しい….
皆さんは奨学金の作文を書くことを難しいって思っていませんか?
私が高校生の時はとても苦労しました。
でも今だからこそ伝えられる。奨学金の作文を書くにはコツがあるんです。
あなたもこのコツを押さえられれば簡単に作文を書けちゃうはず!
コツ① 志望校を決める
まずあなたの志望校を決めよう。
ほどんどの奨学金の作文には志望校を書く欄があります。
第一志望、第二志望、できれば第三志望までかけるといいです!
もしが学校が決まっていなければ、学部だけは決めておきましょう。
コツ② 学びたいことを決める
次は大学でどんなことを学びたいかを考えましょう。
その学校ではどんな教授がいるか、またどんな研究をしているか、どのゼミに参加したいかなどを具体的に考えられると書く幅も広がります。
また他の学校の授業と志望している学校の授業の差別化ができると
その学校でしか学べないからその学校が良いと強く印象付けることができます。
(例文)
- 私は、〜教授の〜研究に興味があります。〜研究とは〜であり、〜を研究することで〜することができます。
- 〜大学では〜の研究ができます。これは国内大学でも大変珍しく・・etc
コツ③ 将来何になりたいかを決める
次は将来どんな人になりたいかについて考えよう。
どんな仕事に就きたいか。なぜその仕事に就きたいのか。
もっとできる人はどの会社に就きたいかまで考えられるとなおGOOD!
またなんでその仕事に就きたいのかと思ったきっかけなども書くことを求められることも多いです。
それも書けるように準備しておきましょう。
(例文)
私は、多くの人が笑い楽しめる番組を作る番組プロデューサーになりたい。小さい時に、辛い時ことや寂しいことがあってもテレビ番組でお笑い芸人さんを見ると笑えて、元気をもらいました。今度は私が多くの人が笑えて元気になれる番組を制作したいと考えるようになりました。etc
↑上の文ではきっかけが弱いので、辛い時や悲しい時を具体的に書いたり、番組名などをかけると良いですよね。またどんな番組かを自分の中で研究する必要もありますね。
上の文の添削案も見ながら自分でも書いてみましょう。
コツ④今の経済状況を伝える
社会的養護出身者の多くの人は経済的に困窮していると思います。
他の人も同じ状況だから差はつけにくいと思いますよね。
しかし、書き方によって大きくイメージが変わります。
具体的にどのお金を工面することが難しいのか、どんなことにお金を使う予定なのかを書くことが大事です。
奨学金を出してくれている財団の方はお金の使い道がはっきりしている学生を選びやすい傾向にあると思います。
まずは自分の経済状況を把握し客観的に伝え、もし奨学金を受給できた場合の使い道をしっかり書きましょう。
ここで役立つのがお金計画書です。ここに書いている以外にも毎年授業料がかかったり入学金や引っ越しのお金も必要なのでそれも見積もってみましょう。

コツ⑤ 自分の過去と結びつける
時々、変わったお題が出ることも。
その時に、自分の過去と関連して書くことができると
採用にぐっと近づくと思います。
そこで私が今まで受けた奨学金の作文のお題で書きづらかったものを紹介。
- あなたが普段大切にしていることはなんですか。
- 施設や里親で暮らしていることでよかったと思うことはなんですか。
- 社会的養護出身者を支えるために社会ができる支援はなんだと思いますか?
このようなお題の作文を出されることは少ないと思うので、
出された場合は臨機応変に対応しましょう!
コツ⑥ 文章を添削しよう
文章を読みやすくしよう!
「です、ます、ある」調で揃えることや、漢字で書けるところは漢字に直しましょう。
また段落の変わり目は一段下げるなど作文のルールをしっかり守れているかを確認しましょう。
最後に字を丁寧に書くことがとても重要です。
できるだけ濃く綺麗に書きましょう!
”ここが一番大事”
自分で確認した後に大人の方に添削してもらいましょう。
(大人の方に添削してもらうことを禁止している場合もあります。)
〜終わりに〜
奨学金の作文を書くことはとても大変ですよね。
しかし、奨学金を応募し採用されることで進学後の生活を不安に思うことが減ると多います。
この記事が奨学金の作文を書くときに少しでも力になれたらと思います。
MIOMUSはみなさんの夢を応援しています!